最近、ある企業の会議室に40脚(新品)ほど納品させていただいたチェアです。
メーカー:イトーキ
シリーズ&型式:トルテRチェア ハイバック KZ-237GB-T1T1
定価:56,200円
オフィスチェアの価格帯としては、ほぼ中間くらいになります。
調整可能なのは、座面の昇降と背面の固定orロッキングとシンプル。
しかし座ってみると・・・。やはり椅子は座ってみないと判りません。
背をロッキング状態(動く)にしてもたれかかるように体重をかけると、座面が同期して前方向にスライドします。メーカーではこの機能を「デュアルモーションロッキング機構」と呼びます。
これは、座ったときにすごく心地いいのですが、実はそれだけではありません。
事務所内でイスが背中合わせになるようなレイアウトの場合。後方の通路スペース確保にも貢献することになります。
つまり、背中を合わせた人が両方とも背面にもたれかかると、後ろの通路は狭くなりますが、この椅子だと座面がスライドすることで後方に背面が張り出さないようになってます。メーカーカタログでは通常の椅子と比較して20センチ以上のスペース確保できるとのことです。出来るだけワークスペースを有効に活用したい場合に選びたい椅子です。
椅子は座っただけでも解らないことが有るのですね。
上下昇降レバー
背面ロッキングレバー