スタックテーブルとはミーティングテーブルの一種で、使用しない場合は天板を垂直に跳ね上げ(スタック)てキャスターにより移動できるテーブルを言います。
主に、会議室・講演会場・セミナールームなどで使用されます。
会議内容や人数に合わせて素早くレイアウトが出来、使用しない場合は倉庫や部屋の隅に寄せることでスペースを有効に活用できるというメリットが有ります。
このように大変重宝されるスタックテーブルですが、「収納」においては脚部の構造により2種類に分別されます。
それは、「通常のスタックテーブル」と「平行収納可能なスタックテーブル」です。
通常のスタックテーブルを収納する際は、天板を上げた状態で複数有る場合は脚部をズラして置くことになります。(下の写真と図)
メーカーごとに違いはありますが、1台重ねるごとに脚部を50㎜ほど斜めにズラしながら重ねることになります。という事は、10台収納する場合は図のように1辺500㎜の余分な三角スペースが2箇所出来てしまいます。
通常のスタックテーブル
通常のスタックテーブルは脚をズラす
通常のスタックテーブル 1台ごとに約50㎜ズレた状態になります。
10台重ねると余分なスペースが発生
一方、平行スタックテーブルは後ろテーブルの脚が前テーブルの脚に入り込むような構造になっているため、10台重ねても平行に収納することが出来ます。だから余分なスペースを必要としません。
収納する際は大変便利です。
「会議テーブルはズラして重ねるのが当たり前」と思っていらっしゃると、この違いに気づきにくいかもしれませんので購入の際には気を付けて確認してください。
簡単に見分けるとしたら、通常のスタックテーブルの脚は「逆T字」、平行スタックテーブルは「逆Y字」になってます。
平行スタックテーブル 後ろのテーブルの前脚が前のテーブルに入り込んでいる
平行スタックテーブル 重ねる際、斜めにずらさ無くていい