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オフィス書庫のタイプと特徴

皆さんは書庫を購入する際にどんな書庫を選んだら良いのか迷った経験はありませんか?
メーカーのカタログを開いてみると形状や大きさなど様々な種類が有ることが分かります。
はたして、あなたのオフィスワークが効率よく行えるようにするには、どのような書庫を購入したら良いのでしょうか?
購入前に書庫の事を知ることからはじめてみましょう。

まずは種類と特徴から確認します。

■書庫のタイプと特徴

種類 特徴 メリット デメリット
オープン型
open
天地左右は鉄板で覆われており扉の無いタイプ。 内容物が一目瞭然。
扉が無いため書類の出し入れ頻度が多い場合は使い易い。
内容物が全て見えるためセキュリティ上は不安。
常に内容物を整理していないと雑然と見えてしまう。
引違い扉型
(スライド型)
hikitigai
スチールもしくはガラスの引違い扉が有るタイプ
扉数は2~5枚の種類が有り、数の多い方が開放される面積が大きいため書類の取出しが容易になる。
ガラス扉タイプを設置する場合スチール扉書庫と2台1組にして、安全上、ガラス扉書庫は上段に設置するのが基本の設置方法になる。
スチール扉の場合は外から内容物を見られない。
カギが付いているので持ち出しや盗難などを防ぐなどの管理が可能。
両開き型に比べ書類出し入れの際、書庫前の扉スペースが不要。
扉が有るため真ん中部分の書類の取り出しがし難い場合が有る。
両開き型
(片開き型)
ryouhiraki
スチールもしくはガラスの両開き(観音開き)扉が有るタイプ。
ガラス扉タイプを設置する場合スチール扉書庫と2台1組にして、安全上、ガラス扉書庫は上段に設置するのが基本の設置方法になる。
本体横幅が600mm以下の場合は片開きタイプもある。
スチール扉の場合外から内容物を見られない。
書類取出しの際は書庫幅全体が開くため書類が出し入れし易い。
扉を開閉する際に書庫前に扉幅のスペースが必要。
ラテラル型
rateraru
タンスの様に3段~6段の引き出し付いたタイプ。
その形から、かならず床もしくは壁に固定しなければならない。
内容物を引出しごとに整理確認しやすい。
主にレールの付いた見出し付ハンガーフォルダーや書類以外の文具小物類が収納に向いている。
引出しを開く際、前面に荷重が掛るため必ず壁や床に本体を固定する必要がある。
高い位置に設置できない。
トレー型
tore
樹脂製のトレーが付いたタイプ。
書類サイズや量によって、様々なトレーサイズ組み合わされた製品がある。
カタログや小物保管などに向いている。
書類を一定の種類や数量ごとに分類したい場合に便利。 定期的に整理整頓していないと古い書類が下に埋もれやすい。
引出タイプなので床面設置が基本
シャッター型
shyattre
シャッター扉になっており、扉が書庫の左右に収納されるため書庫前は省スペースで済む。
両開きタイプの良さを生かしデメリットを解消したタイプです。
外から内容物を見られない。
書類取出しの際は書庫幅全体が開くため書類が取出しし易い。
書庫両サイドにシャッター扉を収納するスペースが必要なため両開き型に比べると内寸横がやや狭くなり、その分書類収納数が少なくなる。

写真:岡村製作所カタログより

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