この年末、ずーっと気になっている事を実行しました。
何かというと、3年以上前にあるビルから回収させていただいたパーティションと関連部材の廃棄です。
当時40枚程度回収したのですが、2年くらいの期間で15枚くらいを施工販売することが出来ました。
しかし残る20数枚とその部材は倉庫内でスペースを取るばかりになっていました。経年劣化も進みいつかは処分したいと考えていたのですが、今日までズルズルと日延べしてました。
というのもパーティション本体は可燃物と不燃物(金属類)が一体構造になっているため、この枚数をそのまま産廃に出すとなるとそれなりの料金が必要になります。
処分費用の見積は取ってませんが、業者さんに伺ったところ全部持ち込んだとして10万円近くにはなりそうです。
あくまでも予想ですけど。
でも売れそうに無い物をいつまでも置いておくのはよろしくありません。
今年中にはメドをつけたかったので、出来るところまで分別してみようと作業開始しました。
本体のフレーム部分を覆っている問題の金属。
ビス類を取外しました。
パーティション本体と金属部分を包み込むように表生地が強力に粘着されてます。
剥がして分かったのは、このパーティション本体パネルは、合板ではなく厚紙製だったこと。
いちいち布を剥がすような手間はかけられません。
金属と板面を取り外すために、包みこまれている布部分を切断。
隙間にバール(釘抜き)を差し込んでテコの応用で金属部を持ち上げます。
板と金属は接着剤で接続されているので、かなり力は要しますが外すことが出来ました。
その要領で周囲4辺の金属部を取り外します。
板面の内側は紙によるハニカム構造です。
これなら可燃物として廃棄可能です。
分別するとこんな状態になります。
ここまですれば、本体は可燃物なので20枚分の廃棄料金は4千円程度の出費で収まりました。
一方、トラックに積んでいるのは20枚分の取り外した金属の一部です。
産廃業にトラック2回に分けて持って行ったら、こちらは金属資源として数千円で買っていただけました。
労力から考えると僅かですが収益になりました。
まあ、なにせ10万くらい必要と思っていたのだから。
分別にそれなりの力と要領が必要で、1枚当たりの平均15分くらい、年末27~29日の延べ3日間かけた作業となりました。