熊本日日新聞に、国産オフィス家具メーカーの新コンセプト商品を紹介した記事が掲載されてました。
その中で、立ったまま仕事するために天板の高さ調整可能なデスクが紹介されてます。
立ってデスクワークが出来るのかと思いますが、それに関して思い出した事があります。
数年前、農産物を販売する企業に早朝に訪問した時の事です
この企業は、家族数名で創業したビジネスが現在スタッフ総数100名を超える規模になっており、現在県内でも屈指の通販企業として成長しています。
部署ごとの朝礼の後、会議室にて社長以下8名ほどの幹部スタッフによるミーティングが始まりました。
そこにはイスは無く全員立ったままで20分位で意見交換されてました。
即断即決スピード重視の企業風土なのでしょう、「成長企業の会議は違うな」と驚きました。
立ったまま会議するメリットを感じた出来事でした。
さて、
「オフィスは金を生まない だからお金を掛けない」
このように考える経営者が多いのではないでしょうか?
しかしオフィス環境を、より働きやすく機能的に変化させることは、新たな発想、想像力を刺激する場を作ることになるとともに、スタッフの健康にも貢献するなど、じつは生産性向上に大きな効果があるのではないでしょうか。
2017年11月25日 熊本日日新聞 夕刊